雨虎

クルエラの雨虎のネタバレレビュー・内容・結末

クルエラ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもかっこいいダークヒーローのような映画。
ところどころでアニメ版とは設定が異なる部分があるものの違和感がなく見ることができた。デザイナーでもあるため、着用している衣装は全て印象的で、サブキャラクターの服装も魅力的だった。そのため、全体的に暗い夜のシーンが多いがきらびやかな映画という印象が残った。印象的なシーンとして、予告映像にもあった服を燃やし、その下の本来のクルエラが登場するシーンは何度でも見たくなってくる。
残念というほどではないものの、動物愛護を守っているという意味で、残虐なクルエラが犬を可愛がり、象徴的とも言える犬の毛皮コートを作るとは思えないキャラクターとなっているのはアニメ版が重視する人からしてみれば強烈な違和感だと思う。
ただ、これまで、ディズニーヴィランズは何作かあるものの、全てがアニメ版の設定を全て守っているというわけではなかったように思う。そのため、ある種のアナザーストーリーや新解釈的な映画だと受け取った。
雨虎

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