MasashiMikame

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのMasashiMikameのレビュー・感想・評価

3.6
おいおいおいおい…ベースが事実なだけに、おいおいおいおい…

貧しい中でも、練習に練習を重ね、トリプルアクセルまで習得したトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)の半生を描いた作品…ったら、涙のひとつも流そうか?ってモンだが、どうやらそうは行きそうにない。なんたって、トーニャの周り、母(アリソン・ジャネイ)はもちろん、元旦那となるジェフ(セバスチャン・スタン)や、こいつの友達、皆が皆、一筋縄ではいかない奴らばっか。いや、一筋縄どころじゃない。フィクションの話だったなら、んなわけねぇだろ!で、終わってしまいそうな奴らばかりが実際に存在する。だからと言って、可哀想なトーニャ…ともならない。なぜなら、トーニャ自身もなかなかの人物だから。いい加減、まともな奴はおらんのか?と…唯一、出て行った親父と、コーチ陣がまともに思えるが、こちとら、ヤバ系な奴らしか見てないから、彼らにも、ホントか?大丈夫か?ってうがって見ちゃう。

生活環境や、育てられ方がすべてでは無いと思いたいが、これを見てるとね?なんともまぁ…

フィギュア界追放後の展開に、びっくりさせられるが、そこに希望があるのは良かったな?

ともあれ…

おいおいおいおい…の2時間でした。
お腹いっぱいだわ。
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