Yukiko

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのYukikoのレビュー・感想・評価

4.2
2021年10月31日
『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』 2017年アメリカ制作
監督、クレイグ・ギレスピー。
他の監督作品に『クルエラ』『ミリオンダラー・アーム』
『ラースと、その彼女』がある。

トーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は1970年
生まれ。両親とトーニャの3人家族。
4歳でスケート教室に通い、その半年後に大会で優勝。
両親は不仲で、父は家を出る。母と二人暮らしになる。
15歳でジェフ(セバスチャン・スタン)と出会い、
恋人となる。


波乱万丈と言うか、母親が凄すぎるし、恋人のジェフは
なんと言うか・・・・ジェフの友人のショーンと言ったら
もう・・・・泣く。

これって、コーチの家に居候とかできれば良かったのにね。
そうすれば、母とも切り離すことができ、変な友人作る
こともなかったのにと思ってしまうが、その頃のトーニャは
母を「変」とか、ジェフやその友人を「変」とは思わず、
その環境を当たり前と思っていたのよね、多分。

しかし、友人のショーンの言い分はやっぱり「変」!!

一途にスケートをしてきたトーニャ。
それを取り上げられたら、他に何もない。
勉強をしてこなかったなら、スケートを取り上げられたら
何故、これから勉強しようとしないのだろう??
選んだのがプロレスラーだなんて!?
ただただ、生活の為?

リレハンメルオリンピックでのトーニャ事件、覚えてる。
フィギュアスケートの競技が始まり、トーニャが滑り出して
すぐに中断し、審査員席のテーブルに足を乗せて何か訴えた。
靴ひもがどうとか。
その後、靴ひもを結び直し、改めて滑り出したけれど、
平凡な滑りで終わった。
このようなことをした選手は他にいなかったので、
衝撃的でいつまでも忘れられない。
覚えてる。トーニャ。

母は・・・お金欲しさだったのだろうか?
トーニャに事件のことを聞き、それをテープに隠れて録音
するなんて、母親のすること!?

周囲もトーニャも破滅型に感じる。
Yukiko

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