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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのtottsunのレビュー・感想・評価

3.8
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「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」
貧しい家庭に生まれ、厳格な母親ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)に育てられたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)。フィギュアスケートの才能に恵まれた彼女は、血のにじむような努力を重ねて、アメリカ代表選手として1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルオリンピックに出場する。ところが、元夫のジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の友人がトーニャのライバルだったナンシー・ケリガンを襲い、その後彼女はフィギュア界から追放されるが…
気がつけばあっという間に冬季北京オリンピックが開幕し、連日悲喜交々のニュースが舞い込む中…先日鑑賞した「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のマッケナ・グレイスも出演してると知り鑑賞してみました。
公開当時映画館で見る気満々だったけど、暴力シーン多めと聞いて自分の苦い経験がフラッシュバックするんじゃないかと躊躇って観るのをやめてしまった作品。
母親役のアリソン・ジャネイがアカデミー賞の助演女優賞を受賞したのがとても印象的だった。
そんなこんなでドキドキの鑑賞だったけど、何かあっても途中で止められるのがサブスクの良いところ。
心配してた割には何事も無く最後まで鑑賞できました。インタビューをもとに作られた独特の構成が興味深かった。画角がインタビューシーンとそうではないシーンで描き分けたり、映像も時代を感じさせられる作りになってたりして良かった。
スケートのシーンもとてもリアルでマーゴット・ロビー自身が4ヶ月にわたって訓練した成果もあると思うけどCG使われてるっていうのに気がつけなかった。
トーニャを演じたマーゴット・ロビーの表情がくるくる変わる演技、母親と旦那のなかなかの毒っぷり。
こういう世界で戦うためには凡人にはない強さも必要なんだな。
ボディーガード役のポール・ウォルター・ハウザーの役っていつもこんな感じよね。
いっぱい食べ続けてるか、抜けてるか。
今回もアホだなあ。と思ってしまった。
期待してたマッケナ・グレイスは短い登場ながら印象的なシーンで今後大人になるのが楽しみ。
当時私は4歳で事件のことは何も知らなかったからフラットに見られたのが良かったのかな。
途中から横で旦那さんも一緒に見始めたけど彼は当時のこと印象的だったから覚えるらしい。
今大会でも色々な陰謀や話が出ているけど無事に終わりますように。
私的には☆☆☆.8かな。
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