上映終了間際に滑り込みで見てきました。
フィギュアスケートについては完全なニワカで、テレビで中継しているのを見るぐらいしか知識がありません。なのでこの事件のことも知りませんでした。
出てくる人がことごとくクズばかりで最初は衝撃でしたが、だんだんマヒして笑えてきます。トーニャの母親が強烈ですね。こういうのを毒親と言うのでしょうか。元夫もとんでもないDV男でアホだし、なんでズルズル別れられないんだろう？と何度も思いました。
でも不思議と不快感はありません。努力と技でオリンピックに出場したトーニャはすごいと思いました。ですがやはりフィギュアは技術面だけ突き抜けていてもどうにもならない競技なんだなぁと。内面から滲み出る雰囲気＝選手の品格や芸術面に大きく影響することがよくわかりました。
育った環境や出会った人々がいかに大事か、もちろんトーニャ自身のせいではないですが、そのことに気づかないんですよね…そこが見ていて切なかったかな。
エンドロールで実際のトーニャの映像が出てきて感動しました。映画館で見られて良かったです😊
