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カラーパープルのazuのレビュー・感想・評価

カラーパープル(2023年製作の映画)
3.8
1985年のスピルバーグ版は未鑑賞です。

時代は1909年
冒頭いい感じの歌とダンスで始まって安心していたら、セリーが出産してすぐに信じられない展開に。

最初、この子供の父親は?とよくわからない状況でしたが、会話のやりとりで気づいた瞬間に吐き気。この時代本当にこんなことがあったんでしょうか?思い出しても胸糞悪い。

黒人女性に人権がなく、奴隷のように扱われている描写が本当にしんどくて、ミュージカルシーンや歌唱はもちろん素晴らしいのですが、逆に言うとそれがなければ見ていられません。

中盤以降はシンガーのシュグと出会うことで、セリー自身が強くなれていくのでなんとか最後まで見られました。

I'm Here
もうこれに尽きます。

ラストは気持ちがすーっと浄化されました。

人によるかもしれませんが、私はもう2回目はいいかな。
ミュージカル映画は楽しいのが好きです。
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