前々から見たいなぁと思ってて、仕事も終わったので試聴。いやー、かなり辛かった。なんつーかあの環境下でよくあそこまでスケートを頑張れるなって思うのは、モチベーションの作り方が俺とは違うからなのかもしれん。トーニャは「ダメだ、出来ない」など、ネガティブな挑発に対しては強く、典型的な怒られて伸びるタイプ。これを知ってるのか、自分たちの家系はそもそもそうゆう家系なのかを知ってか母親は文字通り怪物のように苛め抜く。トーニャとしてはきっとあそこで一度でも褒められてたらここまでスケートには執着しなかったかもしれない。最近は褒めて伸ばすとかスポーツ業界も、昔ながらの指導なんかしたら速攻でパワハラだなんだ言われる時代ではとても考えにくい。おまけに夫婦生活もダメダメで、彼女はあっとゆーまにスケート界ではヒールとして扱われてしまう。しかし、どーだろうか？どんな業界も常に観客を沸かせるのはヒールの活躍あってこそだと俺も思う。それがアメリカで初めてトリプルアクセルを決めた驚異の女トーニャだったってことだと思う。ヒールって正直めちゃめちゃかっこいいと思うんだよね。俺は、中にはあえてヒールを受ける奴らもいるとは思う。昔の亀田兄弟とかもそうだと思う。ビッグマウスで、チンピラみたいな顔して、世間から嫌われて、でも俺は好きだったんだよなぁ。とまぁ本当にヴィランが似合うよなマーゴットロビー。生き急いでるとゆーか、鏡の前でチークを塗るシーンが本当に印象的とゆーか、もうぶっ壊れそうなのにやらにゃならん勝負の顔がたまらなくかっこよかったです。
