シュークリムオ

ピーターラビットのシュークリムオのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
3.5
同時期で絵本を実写化したというので思い浮かぶ「パディントン」はとてつもなくハッピーになれる作品であり、それと比べると今作は「マッドマックス怒りのデスロード」って感じ(笑) むっちゃ楽しめるし、登場人物たちが皆可愛い。人間側もユルい感じで安心。しかし怒りのデスロードなのだ。実にシンプルなお話。農作物がいっぱいある家に入りたいウサギたちと、おじいさんから引き継いだ家と庭をウサギから守りたい男ドーナル・グリーソンとの戦い。ピーターラビットってあのお上品な絵くらいで、絵本の内容もあんまり知らなかったけど、原作も大体こんなお話なのかしら? CGがリアルでモフモフ。走ってる後ろ姿めちゃ可愛い。ウサギと人間とで話が噛み合っていないところなど笑える。ただし話題になったアナフィラキシーショック関連は確かに気になった。そういえば序盤の人の死もなんか軽く扱われていた。他にもエゲツナイ描写はあるので、なんかもう脳がバグってくる。あとやはり人間側の主人公であるドーナル・グリーソンの扱いは終始可哀想だったなとは思う。なんか彼だけ救われてない感じがするけど、ハッピーエンドで終わった。脳がバグる。