良いところを探すのが難しい映画。肝心な実話のどこにも同情の余地がなくて、ツッコミどころが満載。自業自得の転落なのに社会への復讐とは如何に🤔社会への復讐より眼の前にいるお前の父親の不甲斐なさを恨め。収入が不安定なのに持ち家、しかも分不相応らしい。手狭な賃貸に住め！こういう人達は社会主義国に行くべし。考えなくていい、単純労働でいいんだもの。資本主義国には合わないよ。カナダは社会保障や福祉がしっかりしてる国らしいのに、働いてるのはお母さんだけで、昼間っから酒飲んでる親父と、学費を貯めるのにもパソコンぽちぽちで小銭を稼いでる主人公も、どちらもクズofクズ。パソコンいじって小銭を稼ぐならピザでも配達しに行け。どう見ても働きたくないクズがクズの正義を振りかざして恨んでいるとしか思えん。
本編もおやおやな展開に、あまり乗れず。いや、映画はエンターテイメントだから善悪や道徳観で見ちゃうとつまらんってことは重々承知なんだけど、棚上げがひどくてイマイチだった。だから結末も意外なのに「へ〜」の一言で終わり。
そんな中で唯一サイはなんか良かった。なにが良かったのか説明不能だけど、彼の佇まいが良かったような気がする。キーラ役がジャック・ニコルソンの娘だと知ってもピンとこないわ〜。器量良しでないのなら強烈な個性を頼む。君のお父さんの顔芸は凄まじいよ。
