カンパッチー

サラリーマン・バトル・ロワイアルのカンパッチーのレビュー・感想・評価

2.9
「今から殺し合いを始めてもらいます」からのゆったりした展開と、アメリカ社会故の銃を持っちゃうとそれだけで強いし、サラリーマンならではの戦い方がなさすぎという個性のない展開がジェームズ・ガン脚本なのに退屈で、本家本元のバトル・ロワイアルの生徒の個性の塊たちと違い、従業員たちに個性が無さすぎるので早く死ね!もとい殺し合い始めろよと観ていて退屈になってしまう作品。

主人公もほぼ道徳観溢れる人間すぎて殺し合いを始めないのもつまらない要因というかヒロインをもっと早く殺せば主人公もっと早くキレて殺し合い始めて、よかったじゃん!と。あと隠れてた女従業員をあんな雑に殺すなら、別に最後の最後まで生かしとく必要ないじゃん!と。

ジェームズ・ガンの脚本というワードにピンとこなければ観なくても全然いいと思いますよ、もっとなぁ‎…デスクにあるもので戦いあったりしてくれてれば‎…結局銃を持ってるやつが強い!じゃ全然バトル・ロワイアルじゃないですよ、全く!