ペンソー

エクストーション 家族の値段のペンソーのレビュー・感想・評価

3.6
かなり緊張感のある映画だった。
命を懸けて家族を探し出し、守ろうとする主人公がひたすらカッコいい。

現地の警察にも大使館にも信用されず、一人で行方不明の妻と息子を探し出そうとする、夫、そして父親の鑑ともいえる主人公だった。

足元を見た要求をする漁師、主人公に詐欺の嫌疑をかける警察、お役所仕事感満載の大使館、全員が絶妙にウザいから観ていてイライラ。

公立病院の医者はそれほど給料が高くないようで驚き。医者はどんな人でも高給取りかと思ってた。

漁師には漁師の事情があり、それもまた仕方のないようなことだったけれど、相手に散々酷いことをしておいて、それが自分に降りかかってきたら逆上するのはお門違いもいいところ。

"SAW"のダニーグローヴァーが刑事役で出てた。この人を映画で久しぶりに観た気がする。

家族を救うためにこれほど命を懸けることができるような人間になりたいと思った。
ペンソー

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