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夜明けの祈りのnanaのレビュー・感想・評価

夜明けの祈り(2016年製作の映画)
4.0

戦争の悲劇と実在した人物が起こした奇跡


1945年12月のポーランド
ソ連兵の蛮行により7人の修道女が身ごもる。

キリスト教
中絶が宗教的に許されない修道女。
女性ばかりの修道院を襲った卑劣な悪行。
苦しみ、苦悩に苛まれる。

理解されない
彼女たちは被害者で悪くないのに。
陵辱が国策って…。

自殺さえ許されない宗教観。

産まれようとする命と逃げ場のない命。

7人に寄り添うフランス人医師·マチルダの使命感に感動した。

修道女であるから
診察もままならならい7人を投げ出さない姿勢。
 胸を打たれる。

自らを危険に晒しても立ち向かう。
女性1人でこんな事が出来る人って…

勇気ある尊い心。

目をそらしそうな史実に灯った希望。


ラストが感動をくれる。
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