とえ

三度目の殺人のとえのネタバレレビュー・内容・結末

三度目の殺人(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった〜
一度目の殺人で、娘につらい思いをさせてしまい
二度目の殺人で、娘の願いを叶え
三度目は自己犠牲で娘を守った
殺人犯の三隅

主人公の弁護士・重盛は娘のそばにいられない自分と三隅を重ね合わせ
冷静な判断をくだすことができない

本来なら、法廷が市民を守るべきはずなのに、「善悪」よりも「勝ち負け」にこだわるあまり、真実に蓋をし、彼らが決めたシナリオに沿って、裁判は進められていく

結局、本当に裁かれるべき人間は、裁かれないまま闇の中へと葬りさられる

この中で、救われた気分になっているのは、「自己犠牲」で神にその身を捧げた三隅かもしれない

真実は神様だけが知っている
とえ

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