これのレビューを書くまでにすごく時間かかった。
なんかどう考えたって、鑑賞後一番に出てきた言葉は、むずい。
全てが伏線?どこが伏線?
誰も本当のことを言わないのに、真実は一つしかないから困りました。
実績や名誉に人の命は捌けない。
だけど殺人犯として留置されている三隅はきっと何かを操作している。
そこが見ている最中には気づくことが出来ずみんなと一緒になって翻弄されてしまった。
広瀬すずは目がとても綺麗で海街ダイヤリーの時みたいに目の演技みたいな
なんか嘘を見抜かれてるような気持ちになった。
でも役所広司演ずる三隅は三度目の殺人とゆうものにたいして忠実にすべての焦点をそこにあてている。
どうしても悪い人だと思えないんだよね。ってゆうオーラがすごくて。やっぱり凄い役者さんだなぁと。
福山雅治演ずる重盛弁護士はキレイごとばかり並べて、そこがなんだかどんどん三隅によって崩されていく。結果一体何が真実かさえも分からなくなってしまう。
普通の人間ならば、
きっと重盛目線でこの映画をみるのかな。
是枝作品の中でもっとも難しく、
見終わった後にかんがえさせられる、議論したくなるような作品でした。
母と一緒に見たのだけれど、
母には、
きっと60歳になったらこの映画の意味がわかるよ。と言われました。
お手上げです!