はち

死刑にいたる病のはちのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.4
大学生と連続殺人犯。

一見普通に見えるパン屋で働く安倍サダヲと
拷問殺人シーンの阿部サダヲが同じニコニコフレンドリーなテンションな事により一層の恐怖を感じた。
マジかよオイみたいな拷問シーンも本当ニコニコしてて吐きそうになった。


雅也の元に届いた不自然な手紙に始まり、
生き生きしたかと思えば、
どんどん自分を見失っていく雅也に全然共感できないし、
いきなり彼女ができてイチャイチャし始めたり
なんかこの展開不自然すぎるし全然理解できない!
と思っていたらラストで私の感じていた違和感がもっと怖いものとしてつながってしまう。

こいつ、ほんとのシリアルキラーだな、
深くまで追求しすぎてものすごく疲れるしどこにも救いわれない、後味も悪いけど、

全部良い意味で、きしょくのわるい映画でした。


※白石監督、刑務所面会シーン名物化してきた。
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