元々役所さんの顔があまりタイプではない。日本人なのに何か
中途半端に濃くて、、、って
個人的好みはどうでもよいのだが
そんな自分が
この三隅という役柄は
彼の顔だからこそだなーと思った
優しそうな目をしたり
懇願するような顔、
どこが本音なのか感情の見せ方が
そこはかとなく不気味。
キャスト達の生活感ある独特な淡々としたセリフ廻しや雰囲気は是枝監督のあの感じだが
それが何とも不穏なキモチ悪さを
思わせて、色んな想像してしまう
福山君もどうせイケメンありきが
出ちゃうんだろ~と思っていたが
こういう人いそう、、な佇まいを
地味に見せつつ、でも強い演技をしていたと思う!
この役柄は
かなり難しかったんではないかー
それ位、ウマかった。
こういう終わり方で
全然文句無しというか、むしろ
良くやったなー!と思えるのは
素晴らしき作品と云えるのかと。
我が身の事でも
他者の事でも
耐え難くなる時、
人や感情、、、何かを
殺さなくてはならなくなる。
人間として生きる根っこの部分を
えぐられた気がした