法廷で争われるのは事実、即ち客観的な事柄であり、決して真実が争われる訳ではない。会社や組織しても同様で事実に沿って動いているのであり、真実に沿う事は稀だ。
事実は科学的、物理的なのに対して、真実は文学に近い。一つの事実に対して100人関わっているのであれば100通りの真実があり、過去があり、現在があり、未来がある。
役所広司は水を得た魚よろしくサイコパスを演じきり、広瀬すずか新境地を開拓してみせる。
斉藤由貴に関しては変態仮面の某がチラついてしまい隠微な匂い漂う妖女の如きだ。
小梅の気持ちに寄り添うチイ兄ちゃんは、もういません。