ノルウェー本国では、3週連続1位を記録し、2016年の国内映画興行成績1位を獲得し、国民の7人に1人が鑑賞したそうで、国王がいかに国民から愛されているのかが伺えます。
隣国のデンマーク国王は、抗戦を選ばずにドイツへの服従を決定。
一方、ノルウェー国王は国家主権を守るためにドイツとの戦争を選択、それと引き換えに、多くの国民の犠牲を払ったことも事実ですが、犠牲に関しては殆ど描かれていなかったのが残念でした。
難しい問題ですが、この辺を丁寧に描いていれば、もっと骨太な社会性の高い作品になったと思います。
雪国ならではの映像は奇麗でした。
ノルウェーの歴史を知らなかったので、勉強になりました。