ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラのきよのレビュー・感想・評価

邦題に騙された感はあります。アイリーンとコルビュジェはそもそも恋仲ではなかったし、コルビュジェの描かれ方が明らかにアイリーンの引き立て役だった。

しかしそのことを抜きにしてもアイリーンという建築家を知ることができたし、彼女の建築を捉える目は、今にして思えば非常に前衛的で、純粋にすごいと思った。

モダニズム期に建築や芸術の領域でどのようなことがあったのかを知れるので勉強になります。描写も綺麗だし、観て損はないです。