シマクマ

MEG ザ・モンスターのシマクマのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)
3.6
レスキュー・チームのリーダーを務める主人公テイラーは、沈没した原子力潜水艦の乗組員救助に向かう。
救出時、外部からの大きな衝撃により原子力潜水艦は圧壊。
テイラーは、チームと乗組員を守るためにメンバーのマークスを原子力潜水艦に置き去りにして救命艇を発進させてしまう。
帰還後、テイラーは「巨大な生物による攻撃を受けた」と主張したが、
救助したヘラーに否定され置き去りを非難されたことで仕事を辞めてしまう。

それから5年後
中国・上海の沖の海洋研究所「マナ・ワン」。
そこでジャン博士の指揮でマリアナ海溝の海底探査を行っていた。
探査チームを乗せた探査艇は、定説上海底とされていた地点よりもさらに深く進んでいき未知の領域に到達する。
探査を始めようとしたその時、探査艇は巨大生物の攻撃を受け破損し、浮上できなくなってしまった。

急遽ジャン博士は、タイ王国に向かう。
そこに住んでいるレスキューの第一人者テイラーに助けを求めるためであった。
しかしテイラーは、その依頼を即断り、ジャンを追い返そうとする。
そこでジャンは、探査挺にテイラーの元妻ローリーが巻き込まれていることを告げる。
そのことでテイラーは顔色を変え、巨大生物が絡む可能性がある「マナ・ワン」に急ぐ。
ジャンの娘スーインが救助に向かっており、テイラーも現場に着くと直ぐに後を追い海底に向かう。
海底に到着した2人は救助を開始しようとしたその時、巨大な生物が現れる。
200万年前に絶滅したはずの巨大鮫「メガロドン」が襲いかかってきたのだ・・・という話



ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画という情報を入れて鑑賞。
サメ映画といえばジョーズやディープブルーなど海洋ホラーと言われるジャンル。
これもそれに当たるのかもしれませんがグロ要素が少なくホラーっぽくなかった。
ポスターの巨大サメが女の子を飲み込みそうになるようなシーンもないし
ジェイソン・ステイサムが鮫と戦うアクション映画って感じ。
ホラー映画を期待すると拍子抜けするかも。
公開時期が近かったドン・ジョンソンの「スカイスクレイパー」と同じで、出資元の中国企業の影響が色濃く出ており、まるで中国の映画みたいだった。
そこを気にしなければ結構楽しめます。






(ここからネタバレ)
ジェイソン・ステイサムのアクション映画でいくなら
潜水艇使わずに
生身のジェイソン・ステイサムと巨大サメMEGの一騎打ちでもよかったな。
ジェイソン・ステイサムが口にナイフを咥えたまま鮫の口の中に入って行き
鮫の腹を内側から割いて出てくるみたいな振り切ったおバカ対決でもよかったかなと思いました。
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