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さらば愛しきアウトローのshingoのレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
4.0
本作を観て思ったのは結局自分はアメリカ映画が一番好きなんだなということ。映画に本格的にハマり出した二十歳前後の頃はジョン・フォードの西部劇やマカロニ・ウエスタン、アメリカンニューシネマの作品を手当たり次第に漁っていて、その頃から現在までオールタイムベストからスコセッシの「タクシードライバー」やアルトマンの「バード★シット」が抜けたことはたぶん一度も無い(これからも無いという自信は無い)。そして今年の暫定ベストは「運び屋」か「荒野にて」であり我ながら単純過ぎて若干辟易しなくもない。

という、どうでもいい前置きを書いたのはそんな人間にとって本作は嫌いになる要素が全く見当たらないから。アメリカンニューシネマのムードを思いっきり持ち込み、どうしたって「運び屋」を連想せずにいられない内容と、男は背中と皺で語ると言わんばかりのロバート・レッドフォードの演技がただ最高でした。それと長い間お疲れ様でした。

(どうでもいいけどこのレビューでようやくレビュー50本目みたいです。本当にどうでもいい内容ですいません…)
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