髙橋佑弥

さらば愛しきアウトローの髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
4.0
再見。『セインツ』『A Ghost...』ほどの並外れた冴えはないが、代わりにテクニカルな職人的"語り"がある。強盗/聴取/ダイナー/脱獄/バックファイアetc、男女の間で机の上を滑り交わされるメモは食堂から面会室へ場を移しつつ…。全てが繰り返す。『断絶』!傑作。

職人に徹した印象があるが、終盤の、家、待つ女、刑務所、向かう男…という配置は、割と直球で"ロウリー的"だし、レッドフォードが名乗る"ボブ"=『セインツ』のアフレック役名…とささやかな共鳴もある。

・noteに長めの感想書いた(初見時)
https://note.com/mr21807991/n/n56a07455cf0f

2019/07/14(初見)
2020/08/23
髙橋佑弥

髙橋佑弥