バリカタ

SING/シング:ネクストステージのバリカタのレビュー・感想・評価

4.0
クライマックスはグッときちゃいます。

続編見るためにアマプラで一作目見てから鑑賞しました。あー、一作目劇場で見れば良かったなぁ、、、と、後悔は先にたたないものですな(笑)

一作目は歌う喜び。続編はステージを仲間達と作り上げる、、、エンターテイメントの喜び。たしかにネクストステージですね。ってことで今回はショーを作ることににこだわった内容でしたね。かつそれが最高に良かった。見事にショーアップされてます。一作目が歌の力を前面に出していて、そこに感動がきてましたが、今回は楽曲の力とショーアップされた舞台でうるうる。

特に、80年代洋楽にドップリだった僕はオープニングから気持ち持っていかれました(だって。彼の大ファンなんだもの!)クライマックスはイントロで涙腺決壊。

ズルいです、これは。ボノ、いいわ。

そして、エンタメの裏舞台?の風習や慣例にもちょいと肘鉄食らわせてる感じは爽快ですらあります。
なかなか盛り上がりますよ、ストーリー。

で、文句のつけようがないアニメーション。繰り返し見たくなります。画面の隅から隅まで、映っているキャラが全員演技してます。字幕、吹替と2度鑑賞しましたが、あ!あんなことやってたんだ!って気づく事多数。何回も見たくなっている自分がいます(笑)正直、オープニングとラストだけでもリピートしたいです。

今作で最も効いてるのがミセス・クローリー。最高の現場責任者。彼女無くしてムーンなし。有能すぎました(笑)また、キャラそれぞれにストーリーが準備されているのも良いですね。ですが反面全体的に薄味な印象になっていますがね。

吹替もオススメです。歌唱は文句なしです。訳詞も熟考の後を感じます。良いです。個人的にはアイナのポーシャ良かったなー。ムーンの芸名もじりセリフは吹替版用のセリフかな?プチ笑。稲葉さんは、、、、セリフ以外はサイコー。斉藤さんキレッキレをはじめ他の演者さん一作目同様ナイス!

どうしても一作目と比べちゃいますし、僕の好みは一作目のサクセスかが大好きなんですが、続編も思いっきり楽しめました。良かったなー。

追記>
この作品のオープニングにこの曲が選ばれるなんて、、、発表当時は夢にも思わなかったです。だって詩の内容が、、、けど、今回の訳詞は当時の雰囲気を一切感じさせないものになってます。ファンとしては微妙な気持ちで見てましたが、曲と一緒に踊ってる(画面左に2、3回登場します)あるキャラの存在に気づいたとき、製作者の彼へのリスペクトを感じました。実はウルウルしちゃいました。だって、大事なことだもん!