ウォルターヒル監督とミッシェルロドリゲス姐御がタッグを組んだアクション映画。
凄腕の殺し屋が殺した相手の親族に恨まれ目を覚ますと女になっていて自分を女にした相手に復讐をしようとするストーリー
ウォルターヒル監督作品は大好きなので期待して観たら意外とシリアスで会話劇が中心でこれ本当にウォルターヒル監督？って思ったぐらい言葉での説明が多すぎる。
ロドリゲス姐御の性転換される前の男演技も違和感があった声がそのままだし外見も髭を生やしてるだけだし頑張りは認めるけどこれならちゃんとした男優を使った方が良かった気がする。
悪役のシガニー・ウィーバーは存在感はあるが主人公に復讐する動機がイマイチでキャラも弱いもっとマッドサイエンティストとして描いても良かった気がする。
ストーリー展開も言葉での説明が多すぎるしそのせいでいまひとつキャラの個性が弱いもっとみんなぶっ飛んでいるぐらいがヒル作品にはちょうど良いと思うんだが。
ただアクションは少ないがロドリゲス姐御が銃を撃つシーンはウォルターヒル作品らしく少しテンションが上がったしロドリゲス姐御の裸体ギャグは滑っていたが少し笑った。
あとミッシェルが仮面を被るシーンあれって監督の前作バレットにも似たような仮面をスタローンが被ってた気がする。
正直ウォルターヒル監督作品としては残念な映画になっているがけして嫌いではないし午後ローで観るにはちょうど良い。
次回作ではまた80年代アクション風の硬派なアクション映画を撮って欲しいと思う
