YasuhitoArai

逃げ去る恋のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

逃げ去る恋(1978年製作の映画)
3.6
フランソワ・トリュフォー監督作品。
アントワーヌ・ドワネル五部作の五作目。
ジャン=ピエール・レオ演じるアントワーヌは妻クリスチーヌとフランス初の協議離婚をし、レコード店に勤めるサビーヌと恋仲になっているが・・・という話。

今までのシリーズの総集編といった内容。今までのシリーズの映像が挿入されていく。女好きは最後まで変わらなかった。『大人は判ってくれない』でのアントワーヌの母親が愛人を何人も作っていたということで、生まれと、恵まれない家庭環境により女好きになったみたいな話に終着した。
シリーズ通しての考察をするには適した作りになっている。

ジャン=ピエール・レオは老ければ老ける程ダメ男が似合う気がする。
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