進藤先生

彼女がその名を知らない鳥たちの進藤先生のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます


どろどろして人間臭い。『そこのみにて光輝く』以来、久しぶりにハマった大人のラブストーリー。

「共感度0パーセント、不快度100パーセント」の愛の形が、終盤で究極の愛に昇華(泣)

登場人物に関して過去や生い立ちが語られないので、確かに共感度0パーセントなんだけど、深読みして、哀しみを背負った過去を持つ陣治が十和子の中にある哀しみを感じ取って惹かれていった“純愛”と、年の離れた十和子を放っておけないという父性が芽生えた“殉愛”の2つの愛が結実して、好きだけでなく十和子のこれからを想ってのラストと考えると共感度は100パーセント。

エンドロールで誰も席を立たなかった経験はあまり無く、余韻に浸りたくて、すぐ席を立ちたくない。あと、涙と鼻水を隠すのに必死^_^;

今年は観る予定のなかったダークホース映画の当たり年^_^


👇2020年追記

いや〜またしても泣いた、泣いてしまった。ほんと不快なのにハマる。

山ちゃんはこの映画を観たのかなあ 笑


2017/10/13 横浜ブルク✍️
2020/2/8 CS


🎞映像集

予告編
 https://youtu.be/ov7S983KpTI

特典映像
 https://youtu.be/WXLGseLCB6w
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