ガーコ

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)のガーコのレビュー・感想・評価

3.5
向井理さんの祖母の物語。

戦後の混乱期、食べるものもなく、働き口も見つからない中で、必死に生き抜いた祖父母の生き様に感動しました!

絵の上手いお父さんと、笑顔いっぱいのお母さん。

優しい2人に囲まれて、すくすくと成長した3人の子供たちはとても幸せそうです。

貧乏でも、不器用でも「愛」さえあれば、どんな困難も乗り越えて言えるのだということを実感しました。

また、夫・吾郎が病に倒れてしまう中、妻にあてた一通の手紙の文章が心に響きます。

亡くなって初めて妻に出したラブレター。

そこには、「愛情」というかけがえのない家族の絆が詰まっていました。

この世にいなくなっても、愛する人に愛を伝えることができることを教えてもらいました。

感動でした。



また、エンデングの『何日君再来』を歌う高畑充希さんの歌声に感動しました。

透き通るような素晴らしい歌に、酔いしれてしまいました。





そして、最後に…
今回、ラブレター大賞授賞式ということで、向井理さん本人も会場に駆けつけてくださいました。

受賞者一人一人の素晴らしいラブレターに対して、丁寧に感想を述べていたのが印象的です。

彼の笑顔と、温かい気持ちになれるラブレターに、とっても充実した時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。
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