このレビューはネタバレを含みます
高校生のセオドアは、同級生のバイオレットが橋から飛び降りようとしている場面に遭遇する。
彼女は数カ月前に姉を交通事故で亡くして以来、周囲に心を閉ざしていた。
自身も精神面に問題を抱えるセオドアはバイオレットのことが気になり始め、州内の名所を巡る学校の課題のパートナーに彼女を指名する。
嫌々ながらも課題に取り組み始めたバイオレットは、セオドアと過ごすうちに笑顔を取り戻していくが、、、
セオドアと関わっていくなかで、次第に心を開いていくバイオレットだったが、セオドアは精神疾患を抱えていることをバイオレットに理解してもらえたがバイオレットが手を差し伸べるのが遅かった。セオドアは自殺した。
やっと姉の死を乗り越えてこれからセオドアを愛していこうってときに、自分を自殺から助けてくれたセオドアが自殺するなんて、バイオレットは精神的に相当きつかったと思うし、計り知れないくらいやるせなかったと思う。
だからセオドアを死なせるストーリーにムカついた。別に死なせなくていいのに。
エルファニングの飾らない自然体な表情や演技に見惚れた。