ばーどイヌサンローラン

クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的のばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

3.2
オープニングシーン、なんとなく『ミスト』を彷彿?



バルの外に出た客が、いきなり撃たれ、助けに行った客も撃たれ、ナニがなんだか分からないけど、なんか大変!?って見えない敵を探す前半から、敵が見えてきて、どう対処したらよいのかアタフタしだす中盤へ、そして仲間割れ、そして攻略法発見!!でも逃げられない!!そしてなんとかなりそうって思った途端…




えーっ、まさか…






監督は『気狂いピエロの決闘』のアレックス・デ・ラ・イグレシア。スペインの監督です。



『気狂いピエロの決闘』は、好きな作品です。スコアは94点つけてますもん。当時は甘かったのもありますが…(4年前)てか、2010年のヴェネツィア国際映画祭で監督賞・脚本賞を受賞しています。



でも、本作は、監督が誰とか、なんの予備知識もなく、予告編で観て、ピンときた作品です。そのカンは間違いではありませんでした!



スピーディーでスリリング。展開が早いから飽きさせないし、だいたいオチは想定内なんだけど(この手のって、そうじゃない。1人だけしか生き残れない。あとはdead)




極限状況におかれた人間の本性。疑心暗鬼になり些細なことで、お互いを貶めようとし合う。そんな人間の本質をちょっとコミカルに、本人たちはいたって真剣。だからの逆にコミカル?



ちょっとブラックなパンデミックホラー?




それぞれのキャラクターもいいよね。






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