オープニングシーン、なんとなく『ミスト』を彷彿?
バルの外に出た客が、いきなり撃たれ、助けに行った客も撃たれ、ナニがなんだか分からないけど、なんか大変!?って見えない敵を探す前半から、敵が見えてきて、どう対処したらよいのかアタフタしだす中盤へ、そして仲間割れ、そして攻略法発見!!でも逃げられない!!そしてなんとかなりそうって思った途端…
えーっ、まさか…
監督は『気狂いピエロの決闘』のアレックス・デ・ラ・イグレシア。スペインの監督です。
『気狂いピエロの決闘』は、好きな作品です。スコアは94点つけてますもん。当時は甘かったのもありますが…(4年前)てか、2010年のヴェネツィア国際映画祭で監督賞・脚本賞を受賞しています。
でも、本作は、監督が誰とか、なんの予備知識もなく、予告編で観て、ピンときた作品です。そのカンは間違いではありませんでした!
スピーディーでスリリング。展開が早いから飽きさせないし、だいたいオチは想定内なんだけど(この手のって、そうじゃない。1人だけしか生き残れない。あとはdead)
極限状況におかれた人間の本性。疑心暗鬼になり些細なことで、お互いを貶めようとし合う。そんな人間の本質をちょっとコミカルに、本人たちはいたって真剣。だからの逆にコミカル?
ちょっとブラックなパンデミックホラー?
それぞれのキャラクターもいいよね。
http://ameblo.jp/bird210bird/entry-12284938209.html