ギャス

マザー!のギャスのレビュー・感想・評価

マザー!(2017年製作の映画)
3.3
宗教にも世界情勢にも地球環境にも女性の苦しみにも解釈できる幅のある描写。

グロテスクな展開は、実際の現状と合わせて目を背けるべきではないと思った。
先に述べた、宗教、世界情勢、環境破壊、女性問題、その他さまざまな状況に、この映画以上の残酷な結末はある。

これ以上の死、そしてゼロに帰するエンディングを、嘆くか、やり直しがきくと肯定するか、どちらが正解でもなく、ただ突きつけられていると感じた。
そして、監督は突きつける必要を感じたのだと思った。
世界は突きつけられるべきなのだ。
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