15年間監禁され、ある日突然解放。逃亡犯となった男はなぜ監禁されたのか?解放されたのか?誰に?を探る復讐劇。日本の漫画が原作で、タランティーノ監督が絶賛した作品。
サスペンスとバイオレンスの中に、ちょっとした緩さがあって笑えたりするのって韓国映画らしいし、それでいて寒くならないのが韓国クオリティだなと改めて思った。においがするような生々しさも、私が好んで観るバイオレンスでグロい韓国作品にはありがちだけど、そこがまた好きなんだよなー。
個人的に本作は、グロさが足りず、もっと!!と思ってしまったし、そこそこに面白いぐらいの展開が続いて、ハズレだったかな…🤔なんて思ったけど、いや~!後半の伏線回収で思わず「エグっ!!!」と声が出てしまいました。内容のエグさが衝撃的💥
ストーリーもそこそこ面白いし、それをより面白くする伏線回収の巧みさや、脚本、構成の素晴らしさが光る作品だったな~。ただ伏線回収したからって面白くなるもんじゃないもんね。なるほどなるほど!まじかよー!ぎょへー!となり、楽しかった。
主人公オ・デス役のチェ・ミンシクさん。『悪魔を見た』の殺人鬼役が素晴らしかったけど、本作も良かったなー。好きになってしまった。彼の出てるバイオレンス作品なら是非他も観たい。
確かにタランティーノ好きそうとも感じる作品でした。
2021-402