真田ピロシキ

赤毛のアンの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

赤毛のアン(2015年製作の映画)
3.7
Netflixのドラマ『アンという名の少女』が暗い心の奥底やフェミニズム的観点を盛り込んだ意欲作だったが、こっちは一般的に想像するような高畑勲アニメ的なオーソドックスな赤毛のアン。

尺が短いのにエピソードは満遍なく駆け足にもならずに配分されてて、風光明媚なグリーンゲイブルズの木立道をアンがダイアナと歩くシーンは至福の一時。映画の中でくらい良い気分を味わいたいという気持ちの時に見るには最適。