タイトルに反して、コメディ色の強い映画と思いきや、要所要所に人生を考え直すようなシーンが挿入されている。
短い人生、一度きりの人生に感じる虚しさ
すぐに灰になってしまうとしたら生きる意味とは何なのか。
行いは記憶と共に残るものなのだ。
短い人生だからこそ、良い行いを。
そう信じる人ほどこの世界の醜さや人々の優しく無さに絶望してしまう。
彼女が変わっていけたのは、自ら行動を起こして短い人生に良い行いを刻みたかったからだろう。
…と一見真面目なテーマに思いつつも基本はグロテスクなコメディ要素が強く
登場人物が全員怪しく一癖も二癖もあり後半のスプラッターはタランティーノ顔負けの爽快感を感じる。
名作だ。