カトキチ

ミッドナイト・バスのカトキチのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・バス(2017年製作の映画)
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全編新潟ロケを敢行したことで新潟県“のみ”で話題になった作品。新潟の満漢全席といった感じで、映るもの、出て来るものありとあらゆるものが新潟。なんといっても朝の食卓に“かんずり”が出てくるくらいである(いくら新潟名物でも食卓にかんずりは…)。手触りとしては大林宣彦の尾道三部作みたいな感じだなぁと思って監督を調べたら、なんと大林宣彦の助監督をしてたらしい。それこそ本店で修行して自分の店を出してもちゃんと本店の味に近くなるという現象が映画にもあっておもしろいなぁと思った。2時間36分もある作品だが意外と観れてしまう。それこそ小津安二郎や山田洋次の雰囲気もあってそのあたりの映画が好きならおすすめ。
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