古いイタリア映画観る
クラウディア・カルディナーレ
ジョージ・チャキリスの悲恋モノ
チャキリス演じる政治活動家ブーベ
でカルディナーレがブーベの恋人
マーラ
1944年
田舎の貧しい家に生まれたマーラ
は活動仲間である兄の死亡知らせ
に訪れるブーベと恋に落ちる
政治活動に熱心なブーベはマーラの許を
離れたり戻ったりの繰り返し
やがてブーベは軍人射殺し当局から追わ
れることになるがの話
７年後のマーラの回想形式
前半はブーベも恋愛より活動に熱心で
マーラもこの人私のこと好きなの？
みたいな感じでダラダラと流れ単調。
ブーベが追われる身になってからが
面白いです
命の危機を感じ国外逃亡計るブーベです
がそういう状況が二人の気持ちを一気に
高めての燃え上がる恋ですかね
ブーベ不在の間に職も見つけ新しい恋も
生まれそうなマーラですがブーベの事は
忘れられず､やがて裁判劇へ。ブーベの
身の行方と揺れるマーラでなかなか緊迫
あります
田舎の貧しい女性が戦争背景に恋愛から
たくましい女に成長するといった話で
カルディナーレ代表作の一つのようで
とても良かった。
この眼力の強さは特別であります
貧しい時代､少ない休日にハイヒールを
買ってもらい何度も眺めては嬉しそうな
マーラがとても可愛い
