ピロシキ

KUSOのピロシキのレビュー・感想・評価

KUSO(2017年製作の映画)
3.5
(R18)なのはグロのせいより、たまにガンガン腰とか振っちゃったりするせいなのだろうか。「史上最強にグロテスク」と言ったって目を伏せるほどではないし、なんなら会場で笑いも起こっていた。振り返れば、血が流れていたシーンは…あったかな、記憶にないな。そのかわり頭に浮かぶのは何かってそりゃ精液!ゲロ!虫!そしてウンコ!はいウンコ!もひとつウンコ!

「大丈夫、普段からこんなこと考えてるわけじゃないから」とスティーブ監督は笑っていたらしいが、こんな下品な映画を思いついてしまった時点で全く笑えない。個人的に「ハイセンスだ」と心から認めることはできない。ただ、だからと言って「ナンセンスだ」とけなすのもなんか違う気はしている。

既に周りからは「何でそんなの観るの」という引き気味の質問を受けています。「大丈夫、普段からこんな映画ばかり観るわけじゃないから」と、笑うのが精一杯です。

シネクイントのスタッフの方が「クソ、開場してま〜す」「クソは階段下になりま〜す」と案内されていたのが、一番よかった。
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