パスト・ライブス(前世)の意味を紐解くような、終盤の横移動は美しい。でもごめんなさい、これはさすがに過大評価だと思う。うがった見方から抜け出すことができなかったのは単に自分の都合。しかし仮にもかつて勉強でトップ1、2を争うほどの成績だった秀才少年が、大人になるまで海外行ったことなかったにしても「ないす、とぅ、みー、ちゅ？」並の英語力って、さすがに無理ある。監督のパーソナルな経験が土台になっているとはいえ、ちょっと誇張しすぎてはいないだろうか。
これ韓国で公開されたら「はいはい、親が裕福でアメリカ行けてよかったですね」って鼻で笑う人、けっこう居るのでは。斉藤和義のごとく「ずっと好きだったんだぜ」状態見せつけられても、自分から距離置いといて何泣いてんのってなもんで、カラッカラでフィニッシュ。すんまそん
