ヒューマン、半分実話
19世期、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。
白熱電球の事業化を成功させた天才発明家エジソン。
実業家であり空気式ブレーキを発明したウェスティングハウスが交流式送電の実演会を成功させたニュースに激怒したエジソンは、ネガディブキャンペーンで世論を誘導。
直流VS交流は訴訟や駆け引き、裏工作が横行する世紀のビジネスバトルへと発展していく。
内容と題名の乖離がありすぎて混乱しかけた😟
電流戦争っていう歴史上の事実があったのだからそれを知るきっかけになるだけでも充分良い作品なのにな。
電気がそもそも地味なんだから、内容が地味なの仕方ないんだし。
何より、テスラやJPモルガンが生きていたというだけでもすごいのに、偉人たちがこんなに関わり合っていたというのを知ることができただけで感謝🙏
エジソンが愛した最愛の妻の姿を映したキネスコープ映像で終わるラストもよかった。
技術者や理系にはたまらん作品だけど、より新しいものを、便利なものを、おもしろいものを、と考えを巡らせたそのクリエイティビティこそ、この作品の根源たるものだと思う。
