Kubo

空飛ぶタイヤのKuboのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
4.8
今作を観ていると何故だろう
自然と姿勢が正されてしまう気がする--

表では温和で真っ直ぐ、頑なで芯がある社長
裏では妻に見透かされるほど、柔い部分が見えてしまう父を演じる長瀬さんがとてもハマっている
(髪の上げ下げでも、表してる演出がくぅ〜〜。)

「半沢直樹」でその名を知りましたが
池井戸潤先生は、下請けや中間管理職を使用しての逆転劇はもうお手の物なんじゃないかと。

どの役所もハマっていて素晴らしい。
特にディーン・フジオカさんを毛嫌いしている
傾向がありましたが、いやはや。感服です。


反骨精神に纏わりついた有象無象
虚偽の粛清に物申した中小企業の逆転劇

脱輪は一つで起こってしまったが
  「空を飛ぶ」には2輪ないと足りなかった...

P.S. リーガルハイか半沢直樹が見直したくなる
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