このレビューはネタバレを含みます
ワイルド・スピードシリーズ第10作にして、最終章を銘打たれた本作。
ここまで付き合ってきたお客さんなら今更アクションにも展開にもツッコまないと思うし、死んだと思ったキャラクターやこれまでのメインキャラを登場させまくって、全部盛りの集大成的な出来になってた。
間違いなくシリーズの分岐点になってたMEGA MAXの敵キャラの息子が今回の敵。
この敵の見た目や攻め方がかなりいい出来で、お団子ヘアとかドムの周りから攻めるのとかいい感じ。演じるモモアも楽しそうだ。
最後はドムの弟もファミリー4人組も一時的に退場して、ダムに追い詰められたドムと息子がどうなっちゃうのか、ってエンディング。
続くのはいいけど、2年後って待たせすぎでは。
冒頭にあの作品のハイライトである金庫強奪を持ってきて、ポール・ウォーカーの姿も見せてくれるし、キャプテン・マーベルとアクアマンとラットキャッチャー2を追加して、ワンダーウーマンとブラックアダムを復活させるなんて、いよいよヒーロー映画だわ。
やっぱり生きてたガル・ガドットや、ポストクレジットでロック様の登場で高まるあたり、集大成として何でもやってやるって覚悟を感じる。
もはや、ヴィンさんとロック様のビーフは、この最終章に向けてのプロレス的な演出だったんじゃないかとすら思うな。