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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男のditaのレビュー・感想・評価

3.5
@大阪ステーションシティシネマ  
よかった。オープニングから痺れる映像と音楽、演技と特殊メイク、その他諸々全てが合わさってまさに「映画」やった。チャーチルが言葉の魔術師ってまさにその通りなんやけどヒトラーだってそうやからなぁとか思っていても映画の魔術にやられてしまった。

チャーチルをそれこそ「ヒトラーから世界を救った男」として描くのはどうかと思うけど、そんなわたしでも一人の人間としてのチャーチルに感情移入してしまうくらいチャーチルだったゲイリーにはこの先5年間ずっとこの役でアカデミー賞をあげればいいと思います!

この作品をダンケルクや英国王のスピーチと併せて観ると理解が深まるというレビューを多く見かけるけど、個人的には水木しげる先生の「劇画 ヒットラー」をお薦めしたい。チャーチルはそんなに出てこないけどこの頃のドイツ軍とヨーロッパ諸国の関係性がめちゃくちゃよくわかる。
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