あたし

サラブレッドのあたしのレビュー・感想・評価

サラブレッド(2017年製作の映画)
3.6
オリヴィア・クックとアニャ・テイラー=ジョイの美しさが際だつおしゃれな映画。2人とも全然笑わないから、美人特有の冷たい雰囲気があった。殺人の作戦会議はクラシック映画を見ながらとか、庭にある巨大チェスで遊びながらとおしゃれ。足を出すファッションが多くて、ティーンエイジ感が出てた。

リリーは幼馴染のアマンダと久しぶりに再開する。最初はぎこちないけど徐々に仲良くなっていく。リリーがアマンダに体臭からお風呂に毎日入ってないことを指摘して、その次のシーンでアマンダがリリーにハグするのは微笑ましくも笑った。遠回しに臭いって言われてハグはなかなかできないけど、しちゃうのがアマンダ。

物語が進むにつれて、リリーとアマンダの性格に変化が出てくる。お互いの存在がお互いに影響を与えて最終的に本性が顔を出す。リリーがお腹の中真っ黒だった。

人マネが上手なアマンダ。空腹や睡魔は感じるけど、嬉しいとか悲しいって気持ちが分からないから人のマネをして生活を送ってきたのだけど、その技術力に驚く。意図的に涙を流すことができるのがすごい。感情の起伏がないから、普通は躊躇するようなことを大胆に行える。
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