やわらか

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のやわらかのレビュー・感想・評価

4.0
原題「The Post」で、米ポスト紙のジャーナリズムメディアとしてニクソン時代に実際にあった事件をテーマにしているドラマ作品。今回メリル・ストリープが受け身な女性の役柄をやっていて、自分はこれまでそういう彼女はあまり印象になくてとても新鮮。
 
シナリオとしての緊張感は十分だし、新聞社という舞台、今はもう存在しない新聞が活字として作られていた時代に対するノスタルジア。飽きがこずに最後まで一気に畳みかける感じがいい。これ、名画座で『大統領の陰謀』との2本立てで上映してくれたら、もう一回観に行くんだけどなー。
 
ちなみに、新宿ピカデリーの朝一の回で観たんだけど、後半メリル・ストリープがパーティ途中に掛かってきた電話に対して決断するクライマックスで突然音声が途切れて10分ぐらい上映中断となった。客電点いてから音声を調整して5分ぐらい時間遡って再上映したんだけどびっくりしたなー。
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