わかりやすく、熱い展開で面白かった。
報道機関と国家が緊張関係を維持するための報道の自由が国家の存続自体を危ぶむのではないかというド級のスクープ。
この当時を想像すると資本主義／共産主義、民主主義／社会主義といった対立的な思想のどちらが世界の覇権を握るのかわからないような混乱と緊張が身に迫っていたんだろうな。
そのためのプロパガンダとしての戦争や情報統制。その欺瞞を暴く報道の倫理。
そのお互いの正義感や使命感はすごいだろうなと思った。
今は資本主義に覆いつくされて、それで幸せが訪れるかと思ったらそうでもなくて、国が資本主義の根幹のデータを偽装してもあまり騒がれず、バイトの悪ふざけを連日報道してるのを観て、現代の状況のヤバさを感じる。
