ノブゴロウ

リバーズ・エッジのノブゴロウのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.4
舞台となる時代は明確にされていないが登場人物の言動や携帯もポケベルもなく連絡手段が家電(いえでん)や公衆電話を使用していたりする所から90年代という事は私の世代(40代後半から50代前半)なら推測出来ると思う
映像が4:3のスタンダードサイズなのはその時代の雰囲気を出す為らしいがそれはあまり意味がないように思えた

途中途中に登場人物をインタビューで語らせる演出は少し反則技っぽいが観ている人にそのキャラの人物像を容易にイメージさせる効果があって斬新だった

少しジメジメとして重苦しい作品で私がこの作品を観て率直に感じたのは登場人物が全員がそれぞれ「可哀想」と思えた

「この人に比べて自分は幸せ」とかじゃなく上手く説明出来ないが人それぞれ色んな可哀想があると思えた