瀬口航平

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2の瀬口航平のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと最後。何回か観てるけど。

ネビルが出てくるとこすごい好き。やっと孤独な戦いではなくなってきた感。こういう状況下でこんなにも同志がいるというのが感動する。
最後の戦いの舞台がホグワーツってのが最高。
何かと戦う、というときにこんな風に戦えないものだろうか、、と思った。
個人の何かを満たそうとするのではなく、本当に世界全体のことを憂いているからこそ覚悟を持って戦う、みたいな、純粋な動機で生きてて本当にかっこいい。本当は戦争なんてしないほうがいいけど、ヴォルデモートぐらいになると話し合いの通じる相手ではないよね、、
ベラトリックスとかも救いようが、、、

好きなシーン多すぎて困る。
マクゴナガル先生も好き(スネイプと戦うとこ好き)だし、ウィーズリーおばさんの、私の娘に何をする女狐!のとこ、ここだけで泣くんだけど。良いキャラクター。世の中の母はみんなこの人のこと好きになりそう。

最後は本当にハリーもヴォルデモートと真っ向勝負。こんなに激しく二人でやり合ってたのか。
こんな責められてるのに何とか凌いでるのすごいなハリー。相手は世界で一番やばい魔法使いだそ、、

てかグレイバックに喰われてた?女の子、ロンの元カノじゃない、、、?

あ、あとドラコたちと対峙するシーンも好き。やっぱりここでもドラコは攻撃できない。
でもゴイルがアバダケダブラ使ったのショックだわ。。お前ここまで堕ちたか、、結果死んじゃったけど。。
そんでハリーがクラッブとドラコを助けるとこ好き。ロンの、これで死んだらまじでぶっころす!が好き笑
死んだらぶっころせないよね、って思うんだけど、絶対死ぬんじゃねえぞ!!!ってのが伝わってくるセリフ。

最後ハリーが復活したときにデスイーターが何人か居なくなってたけど、やっぱり恐怖で支配しても人はついてこないのだなと思った。
ワームテールに、お前は忠誠心ではなく、恐怖ゆえにおれのそばにいたってヴォルデモート言ってるけど、あんたが怖がらせてるんだから仕方ないよ、、って思った。本物の忠誠心持ってたのはベラトリックスぐらいだったような、、、
結局そういうまとめ方では人は本当にはついてこないんだな。

ここに来てスネイプの汚名挽回っぷりが半端ない。ダンブルドア殺したとこの挽回どころか、賢者の石からの印象全てをひっくり返すぐらいの衝撃。死に際のセリフすべてが良い。

ネビルはハリークラスの勇気の持ち主なのがめちゃ伝わる最後のシリーズ。
ゴドリックグリフィンドールの剣が、本当にあるべきときに、あるべき場所、あるべき人間のとこにあるのがめちゃめちゃいい。

恋とか愛とか友情とか勇気とかユーモアとか青春とか家族とかファンタジーとかみんなが大好きな要素をこれでもかと詰め込んでるハリー・ポッターやっぱ好きだな、と多分三周目とかだけど改めて思った。
瀬口航平

瀬口航平