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蜂の巣の子供たちのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

蜂の巣の子供たち(1948年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

河の中洲で河をわたってやってきた襤褸の集団に野球の試合をもうしこまれる。気持ち悪い存在。これこそ分断というやつだ。で実際この少年たちは映画という世界でメシをくっている。メタでリアルにブキミでカタギとはいえない。コロナの時代。誰もがどこかでこの気持ち悪い自分を自問するはず。ここがナチスのような狂気にはしるか。たえて正気をたもつかの関所。つづくシーンがヒロシマの廃墟にたたずむ彼ら。というのがまたかんがえさせられる。自分の気持ち悪さを自問しながら演技をいきる子供たちだからこその重みと深み。
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