らっく

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスのらっくのレビュー・感想・評価

3.0
リウマチを患っていたカナダの女性画家の実話。
一人で生きていけるよう家を出て、家政婦の仕事にありつく。
主には犬以下と言われていたのに、いつの間にか形勢逆転。家事はすべて旦那さんとなった主が、そして自分はひたすら絵を書く。

病に苦しむか弱いい女性に見えていたが、仕事を得るために、他の人が募集広告を見ないよう持ち帰ってしまう。
いつの間にか、ご主人を意のままに。
私には、自分の意思を通す強い女性として映った。

一方凶暴な男性と思っていたイーサン・ホークだが、家政婦の仕事の合間に絵を書くことを、部屋をきれいしていると認める。自分より稼ぐようになった妻に、自分はだめな夫というようになる。

温かい話と共感の評価が多いけど、
私には好きなヒロインではなかった。幸せなはずなのに、煙草吸う姿が好きではなかった。

エンドロールに出てきた本当のモードルイスの笑顔が素敵だったのに。
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