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ライオン・キングのDJ薄着のレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
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20年前くらいに見たアニメの内容ちゃんと覚えてて驚く。頭の中でセリフこれ言わないんだとか思う。CGすごいけど、アニメの方が何回も見てたし、見たくなる中毒性はなんなんだろう。アニメもう一回見たくなった。実写版見てレビュー書いてても頭の中で思い出すのはアニメ版の方だったりする。デフォルメされたものの方が一画面あたりの情報量が適切で記憶を手繰り寄せやすいのかもしれない。
まるで英語のLとRが聞き分けられないように、ここまで描写がリアルになると、ライオンのこと全然見分けられなかった。特に雌ライオンたてがみのヒントなくて厳しい。動物園でライオン飼育してる人はライオンキングのキャラも見分けられるんだろうか。逆にライオンは人間のことも見分けられてないんだろうな、坊主は特に厳しそう。
ライオンは脚本次第で泣ける可能性あると思ったけど、同じテンションで昆虫しか出てこなかったらどんな脚本でも泣けない可能性ある。冷静に虫じゃんってなりそう。みなしごハッチの超実写版やってみてほしい。この境界線が気になる。映像と吹き替えのタイミング合ってたらどこまで感情移入できるのか。そもそも感情を持ってないと思ってるものからは感情を移入したり、それによって心が動かされることはないのかもしれない。昆虫は感情や思考を持っていないと思うから、厳しいのかもしれない。普通のことを言ってるかもしれない。