コーディー

ボヘミアン・ラプソディのコーディーのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.5
今年1、2を争う息できないやつでしたw昨日試写会でひと足先に鑑賞。

グレイテスト・ヒッツレベルのクイーンにそこまで詳しくないニワカな自分でも満身創痍の神再臨を目の当たりにして震えて泣いた。1985年イギリス、ウェンブリー・スタジアムでの〝LIVE AID〟の映像もこれまでに何度も観たけど迫りくるスクリーンの臨場感と音響、映画ならではの視点や演出、クイーンという家族の物語を経てのパフォーマンスに体中の毛穴開きまくりで滾りました〜w

フレディを演じるラミ・マレックも正直予告の段階で顔似てないから大丈夫かな〜って思ってたけど入魂のステージ、その完璧な再現度を観て圧倒された。前半少し歯を強調し過ぎな気もしたけどwそれほど似てない彼がここまでフレディを宿すのは相当大変やったやろな〜と。

まあ伝記映画としてはオーソドックスな作りで相当駆け足やしフレディの私生活もピンポイントで押さえてる感じやけど数々の名曲の出自、彼ら4人にしか作り出せない音楽の偉大さ、そのパワーを2時間ちょいひたすら浴びさせてもらえる贅沢な時間でした。
知らないこともいっぱい知れたけどクイーンに抱いてた印象通りの強さと弱さと優しさを備えた最高にカッコイイバンドでした〜ブライアン・メイの可愛らしさも良かったし、ロジャー・テイラーは特に似てたな〜

クイーンを知らない世代が観ても絶対彼らを好きになる映画だと思うし、現に試写会で隣の隣ぐらいで観てた親に連れてこられたであろう小学生ぐらいの女の子が中盤ぐらいから前のめりで観てて、こっちがテンション上がったw